海外旅行でテロにあったとしたら
投稿日時:2017-06-09 05:05:06
https://allabout.co.jp/gm/gc/8663/
海外旅行は言語も文化も違う場所に行くわけですので、様々なトラブルのリスクがあります。想定しうるトラブルでも最悪のものは、戦争・内紛・暴動などに巻き込まれることでしょう。とはいっても、普通に海外旅行をされる方は、基本的には紛争地域にはいかないはずです。ご紹介した記事にも書かれていますが、外務省では海外の安全情報を4段階にレベル分けして安全情報を公開しています。
本当に危険なレベル3以上の区域は渡航中止勧告・退避勧告が出ていますし、海外旅行保険も、基本的に戦争や内紛、革命など、危険地域に踏み込んだことで被害を受けた場合は、免責条項で保険金の支払い対象外とされています。危険区域に向かうのはあくまで自己責任なのです。しかし、この免責条項で対象外になる、つまり巻き込まれても保険金がきちんと支払われるのがテロに巻き込まれた場合です。
テロは外務省が公開する海外安全情報マップではレベル1以下(つまり安全と判断されている)国でも起こりえます。つい最近、フランスのノートルダム大聖堂でのテロ事件が話題になったばかりです。フランスは海外安全情報ではレベル1にも達していませんから、テロを旅行前に予期することは難しいでしょう。そのため、テロは補償の対象になっているのだと思います。
もちろん、テロにあっても保険が効くから大丈夫というわけではありません。海外に行く前には、安全情報だけではなく、今行先の国がどういう情勢におかれているのか、しっかりとチェックしておくことが重要になるでしょう。