海外旅行と保険について考えるブログです

フリープランにおける「治療・救援費用」補償について

投稿日時:2015-09-04 06:47:27

海外に行くなら必須といっても過言ではない「海外旅行保険」。短期間の旅行であれば、それほど費用は高くありませんが、長期間の旅行や留学などになれば、その費用の高さに頭を悩まされます。

そこでフリープランが有効になるわけですが、今度は“どの補償を選ぶべきか”という問題があります。補償を削り、出費は出来るだけ抑えたいところですが、生活の安全性を確保するためにも、補償を削りすぎることはできません。費用を抑えつつ、適切に補償をつけるためには、どうすればいいのでしょうか。

そこで、今回は費用を15万に設定しつつ、フリープランで補償をどう選んでいけばいいか考えていきたいと思います。まずは海外旅行保険の補償の種類について、知っておかなければいけません。海外旅行保険の補償の種類には、おおまかに「治療・救援費用」「傷害死亡」「疾病死亡」「賠償責任」「携行品損害」の5種類があります。そのほかにも、保険会社によって「後遺傷害」や「航空機遅延」の補償もあったりしますが、こちらは別の機会に考えたいと思います。

さて、海外旅行保険の5つの補償について、それぞれ紹介していきたいと思います。まずは、「治療・救援費用」ですが、こちらは元々バラバラだった「傷害治療」「疾病治療」「救援費用」を一つにした補償になります。補償内容としては、怪我や病気で通院したとき、あるいは入院したときの治療費の補償、救助を必要とする事態に陥ったときにかかる費用の補償、緊急時に家族が駆けつけるための費用の補償、などが含まれています。

海外旅行に行かれる方なら、この「治療・救援費用」の補償がいかに重要であるものかわかると思います。それというのも、外国人である私たちは、海外で病院にかかったとしても国民保険を適用することができないため、非常に高額の医療費を請求されてしまうからです。また、こちらは意外と知られていませんが、現地で救助を必要とする事態に陥った場合、その救助費用は莫大な金額になってしまいます。それらを全てカバーしてくれる「治療・救援費用」の補償は、「海外旅行保険」で真っ先につけたい補償になっています。

それでは、「治療・救援費用」の上限金額は、いくら位に設定すればいいでしょうか。海外旅行保険は、補償の上限金額を高くするほど、値段も高くなります。また、保険会社によっても上限金額にかなりの差がある(100万円~無制限)ので、選ぶときは慎重に選びたいところです。

といっても、上限額を1000万以下にするのは、あまりお勧めできません。もし、海外で入院・手術することがあれば、一度に数百万円かかることはざらにあります。もし治療するのが難しい病気や怪我であれば、さらに高額の治療費を要求されることでしょう。なので、旅行者の方々の中には、「治療・救援費用」の上限を無制限にする人も多いようです。なんにせよ、方針としては、「治療・救援費用」は可能な限り高い上限金額に設定するというのが基本になりそうです。

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